かな    

竹蓮寺 

 

向き合う人を安心させる存在感と優しい微笑み

宝冠阿弥陀如来坐像(伝・聖観音菩薩)<市指定>

  • 平安時代(10世紀末~11世紀初頭)
  • 像高83.5cm

頭体主要部は、宝冠・肩から肘までを含んでケヤキの一材より彫出し、内刳りはみられない。

後補部分は、両膝と両腕より先を別材で造り矧ぎ付ける。

両手は近世の補修によって観音の手を取り付けられているが、おそらく当初は膝の上で阿弥陀定印を結んでいたと思われる。

宝冠と額の間の地髪部には、かなり磨耗しているものの如来の特徴である螺髪がみられることや衲衣を着していることから、本来は観音像ではなく、如来像として造られたと考えられる。

宝冠を頂く如来には大日如来があるが、宝冠の下に螺髪が確認されることから、宝冠阿弥陀如来と考えられる。

通肩に着した衲衣は、胸前でU字型に開き、宝冠阿弥陀如来像であることを裏付けている。

<推しポイント!>
余呉川を流れてきた観音さんを村人はすくい上げ、観音堂を建て祀ったことから観音さんと村人の歴史は始まる。
やや角ばったお顔になんとも言えない安心感。
分厚い口唇の端は上がっていて、微笑みながら囁いているように見える。

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参考文献
・『高月町史 景観・文化財編 分冊二』
・『びわ湖・長浜のホトケたちⅡ』図録

 

 

基本情報

名称 竹蓮寺
札所 江州伊香三十三所第九番札所
公開 要事前予約
参拝時間
住所 滋賀県長浜市高月町西阿閉
電話 奥びわ観光協会に問い合わせてください。
参拝料
駐車場境内に乗用車3台分ほど
仏像情報 宝冠阿弥陀如来坐像(伝・聖観音)
制作年代

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